湯河原で想う
今年は、コロナ!コロナ!で世の中が一変!
かつ自粛自粛で思うように動けず、ただただ目先の要件をこなすだけの先の見えない日常が続き、気が付けば秋の彼岸がやって来ていた。
そんな中、湯河原の愛歯科医院で◯十年ぶりに小梶さんと土屋さんにお会いし、仲間と共に話をする機会があった。
お互いに時の流れは隠せないが、話が始まると一瞬にして当時の情景が思い出される。
歯科医師になって間もない頃、私は九州から夜行寝台車と新幹線を乗り継いで、熱海のHPIのコースに通った。(そう言えば、HPIは駅前にあって近くのホテルに泊まるのが常だったから、まだ熱海の街を観光したことが無い。)
そして今、日々の仕事をしていく時に何気なく使っている「0コンセプト」「ヘルスケアー0」などなど、私の思考の中にはいつも”0”がいる。
この”0”はどのようにして生まれたのか??
小梶さんの口から語られるそのストーリーは、ビーチ先生の近くで活動された人だからこそ知る話でもある。
とてもシンプルで分かり易い!
私は歯科大学を卒業して就職、そこで”0”に出会った。
”0”の事を初めて聞いた時には?!?であったが、いつしかその”0”が私自身の中にも住み着いてしまった。
仕事の時だけではなく、日常の家事をする時も「スポンジは流しの何処に置くのか?」などなど、無意識な思考の中でも”0”は活躍している。
茶道の言葉だが、人との出合いは「一期一会」だという。
特に、ビーチ先生のように生涯進化(変化)し続けていた人との出会いは、お互いの人生のどのステージで出会ったかで受けた影響に違いがあるのだと思う。
そして、多くの先輩や後輩の先生方や関係者の中にもビーチ先生との一期一会があり、そこに”0”は存在している。
その方々との交流で、自分の得たの情報や知識の理解がより深まる…。
是非、若い先生方だけではなく歯科以外の多くの人々にも”0”の事を知って欲しいと思う。
久々の旧知の方々との交流の時間は、混沌としていた私自身の再確認ができた時間ともなった。霧が少し晴れた気がした。
この機会を作って頂いたS先生に感謝したい。
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